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そんななんだかんだで、８日に北陸の方に帰ってきました。

その翌日のことです。
名古屋の方に６日ぐらいしかいられなかったのも、今日、バイトが入っていたからなんですけどね。

春休みになってからと言うものの、とりあえずダメ人間生活を満喫しているわけで、言うに及ばず、
生活バランスは崩れているわけです。

バイトは９日の１７時に先輩と待ち合わせ、先輩の車に乗ってバイト先まで連れて行ってもらってい
ます。

前述のように、生活バランスが崩れている私ですから、寝る時間も当然ズレているわけですよ。

まぁ、帰ってくる電車の中で寝ることができなかったのも関係していると思うのですけど。

寝たのは、朝の６時です。

目覚ましは１３時にセット。
これならご飯を食べて、食材を買出しに行くぐらいの時間はあるでしょう。

しばらくして、私の携帯が鳴り出しました。

表示されているのは、先輩の名前。

「……はい、もしもし？」（寝起きなのでまだ頭がボーっとしている

「今どこにいる？　もう時間だよ？」

……へ？

時間？

何の？

とりあえず、枕元の目覚ましをチェック。
１３時ジャストを指しています。

「先輩、まだ１３時ですけど、どうかしましたか？」

そう、時計が指している時間は１３時。

もう空が茜色に変わる時間帯ですね。
うわ、カーテン越しに夕日がまぶしいぜ……。

「……１３時？　ねぇ、もう１７時回っているけど」

……

…………

……………………ハァ？

だって、目覚ましは１３時を指して……

……ん？

…………んんん？

ちょっと待てよ、コレ……。

秒針が止まってません？

「……先輩、今何時ですか？」

「１７時０７分だね」

…………。

三秒後、部屋に私の叫び声がこだましました。

追伸。
とりあえず、バイトには間に合いました。