帰還しました。
はい、特急しらさぎに乗って名古屋駅到着です。
個人的には特急しらさぎよりも特急ひだの方が好きなんですけどね。
ってわけで、JRは早く高山線の復旧を急いでほしいものです。
まぁ、それはさて置き、3月2日の後日談からです。
19時16分、名古屋駅に到着。
そこで仕事上がりの父親と合流して一緒に帰ることになりました。
名古屋駅から再びJRの中央線に乗り換えなければならないのですが、ホームで電車を待っているときの
父親との会話です。
父親、
「なぁ、お前ってもしかして……アレだろ? アレ、えっと……」
こんな感じで必死に言葉を思い出す仕草をすること数秒。
「あぁ、そうそう」
やっと思い出したみたいです。
その口から放たれた言葉は……
「お前って、アレだろ? ほら、俗に言うニートってやつ」
……
…………
………………………(沈黙)
「次にホームに入ります電車は、19時40分発、快速、中津川行きです。この電車が止まります駅は名古
屋を出まして〜……」
注:ニート
(Not in Employment, Education, or Training の略称。)無業者。雇用されておらず、学業もしておらず、職業
訓練も受けていない無業者のことを指す。若者に多く、引きこもり問題と深く関連している。
(フリー百科事典「ウィキペディア」より抜粋)
……え? 何ですか? 何と言いました? ゴメン、アナウンスがうるさくて聞こえなかったよ。ハハハ(乾
いた笑い)。
うん、わかったからもう一度言ってくれるかな?(乾いて引きつった笑顔
「だから、お前は俗に言うニー(以下強制省略」
「チェストォォォォォ!!!」
鉄拳制裁、鳩尾に命中。
「……痛いじゃないか」
「黙れ。そして今すぐホームに飛び降りろ。さもなくば私が叩き落す。言い遺す言葉はないか? ないのだ
な? それではさようなら。ヴァルハラでまた会おう」
この父親、どうやら引きこもり=私=ニートという滅茶苦茶な方程式が自分の脳内世界に構築されていた
らしくて、私がニートだとずっと思い込んでいたらしいです。
そりゃ、確かに私は必要最低限しか部屋から出ませんし、出たいとも思いませんけど……。
それにしても、ダメ人間と言われること多々にして両親からもついにダメ人間認定を受けましたがまさかダ
メ人間を通り越してニート扱いを受けるとは……。
引きこもりなんて、せいぜい2週間ほど部屋から出ずにメシも三食カップ麺の生活しただけの本当に非常
にライトなものじゃありませんか!
それだけで引きこもり扱いされるなんて心外ですね。
まったく、大抵の学生は私と同じ生活サイクルとしているというのに、この理論が成立して私が引きこもり判
定を受けてしまうのなら、日本の学生の約3割(当社比)は引きこもりですよ。
……
…………
……………………
はい、そんなことはありませんよね。
どうせ私がただの何物でもなく、単なるダメ人間なだけです。
とりあえず、首吊って詫びます。
生まれてきて(以下略
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